シフォンケーキ
シフォンケーキ
15センチ型
専用の型を作って作る、ふわふわしたケーキです。プレーンなものでコツを覚えると、バリエーションが広がります。
例によってうちのレシピですので、サラダ油は通常の半量程度になっています。テフロンの型でも逆さにした時にケーキが落ちることはないでしょう。
初めてシフォンケーキを作る人は100円ショップなどの紙の型で試してみるといいです。よく作るようであれば専用の型を購入しましょう。その時には必ずオーブン内の高さを確認して下さい。欲張って大きな型を買うと、焼いている最中にオーブンの天井にケーキがくっついてしまうこともあります。
あっさり味にしてあるので、軽く泡立てた生クリームを添えるといいです。デコレーションケーキのように飾り付けても美味しいですよ。
材料
薄力粉 70g
少々
ベーキングパウダー 小匙1/2 粉類はまとめてふるっておく
卵黄 3個 2個分でもよい
砂糖 10g
バニラエッセンス 適量
サラダ油 大匙1
大匙2 牛乳でもよい
卵白 3個
砂糖 30g
下準備
  1. 薄力粉と塩とベーキングパウダーを混ぜ、をふるっておく。2、3度やるとベターだけど1度でも。
  2. 卵を卵黄と卵白にわける。卵黄は2個でもよい。
    卵の大きさはL推奨。小さめのMの場合は卵白を4個にした方がいいかも。
  3. オーブンを170度に温めておく。
作り方
  1. ボールに卵黄を入れ、砂糖を加えて泡だて器で白っぽくもったりふんわりするまでよく混ぜる。
  2. サラダ油を少しずつ加えて混ぜる。一見マヨネーズ風になってくる。バニラエッセンスも加える。
  3. 水を加える前に、ハンドミキサーを使っている場合は普通の泡だて器に持ち替えること。ハンドミキサーだと水を入れた後にシャバシャバとあたりに飛び散り、不必要な泡が出来てしまう。
  4. ふるった粉類を加えて泡だて器で混ぜ合わせる。
  5. 別のボールに卵白と1/3の砂糖を入れ、新しい泡だて器か、よく洗って水気を拭き取った泡だて器を使い、泡立てる。ふんわりしてきたら、残りの砂糖を加えて、固く泡立てメレンゲを作る。
    この5の作業を先にしてから、1、2の作業をしてもよい。その時は泡だて器は洗わなくても可。ただし手早くすること。
  6. 卵黄の入っているボールに、1/3のメレンゲを入れてよく混ぜる。それから残りを加えると泡を潰さずに上手く混ざる。
  7. 型にはバターも塗らず、クッキングシートも敷かず、そのままの状態で流し込む。竹串を生地に立て、何周かさせると、生地が均一になり、空気も抜ける。
  8. 170度で30〜35分くらい焼く。膨らんでいる最中では絶対にオーブンを開けないこと。オーブンによって時間は5分くらいは前後するので、中の様子を見ながら。竹串を刺してみて、どろりとした生地が付着していなければ大丈夫。
  9. 焼けたらオーブンから出し、すぐに逆さにして冷ます。
    型の中心部分が膨らんでいる生地よりも高ければそのまま、もし生地の方が盛り上がっているのなら、口の細いビンなどに立てる。
    生地を作り始める前に、どうやって逆さの状態を保つか、試しておくとよい。焼きあがってからビンを探しているとケーキがしぼんでしまうので。
    どうしても焼きあがった直後よりはケーキはしぼむので、がっかりしないように。
  10. 完全に冷めたら、紙の型は紙を破って、テフロンなら竹串などで型を傷つけないように、アルミならパレットナイフなどでまずは外周から外し、それから底の部分、最後の真ん中を剥がす。